〜豆知識〜【パテとテリーヌ差とは?】
フランス料理の前菜などで出てくる【パテとテリーヌ】
どちらも意味合いとしては、すり潰したり刻んだりした材料を固めて調理してある事で
呼び方は違っても、同じものと思われています。
実際の所、現在パテとテリーヌは混同され、厳密な分類はないのです。
本来のパテは、パイ生地に肉や魚、野菜などの具を包んで形作り、焼き上げたもの。
テリーヌは、長方形で深さのある陶製の器【テリーヌ型】のことを示し、
この器に具を詰めて蓋をし、調理したものでした。
両方とも古くからある伝統的な料理ですが、
パイ生地やテリーヌ型を使わずに葉野菜やラップフィルムで包んだり、
色々な形の型や容器を使うなど、その調理法も様々です。
材料も、豚肉や兎肉、家禽肉の他、フォアグラやトリュフなどの高級素材を使ったものや、
野菜だけで構成されたもの、切り口のデザインが凝ったもの、
温製または冷製に仕立てたものなど、多種多様なパテ、テリーヌが、供されています。
なかなか、食べる事はないですが、是非食べた際にInstagramなどで感想お待ちしてます!
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